馴染みのお客さんから他の代行さんが作った物のリペイント依頼を受けました。
対のキャラと肌の色を近付けて欲しいとの要望。
現物受け取ってみると・・・
「なんじゃあこりゃ！！」
の状態。
気泡処理は皆無！
パーティングラインはリューター掛けた後、そのまま！！
スカートの中の見えない部分は塗ってない！！！
塗り分け部分はいたるところ手塗り！！！！
睫毛や眉毛は触れたら剥がれた！！！！！！
そしてなぜか目が剥がれ落ちかけている！！！！！！
これでよく金を取れたもんだ・・・（呆）
どうやら目は白サフの上にアクリル絵の具で描いてドール用の瞳クリアのような
ＵＶ効果レジンで仕上げた様子。
これだとレジンが温度変化収縮に下地が付いて行かないから剥がれるのは当然。
因みにＵＶ硬化レジンはＵＶ照射の効果が厚みに対して均一で無く、照射面から
硬化収縮するから付着面に引き剥がす力が働く。（つまり反る）
瞳に使うときは厚くしすぎるとＵＶ照射時に反って剥がれる事がある。
そんな事も知らんのかその代行は。
まあ、この客さんは他の作品もその代行に作ってもらったようで、その作品も
瞳が剥がれたらしい。
その時の回答が「原因不明」・・・だと。
さて、対キャラと同じにしたいというので瞳は書き変えず、エポキシ樹脂で補修。
一回肌を塗ったけど、気に入らないので塗り直します。
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