凄く久しぶりの投稿。
最近はガレージキットの製作代行を断る事が多くなっています。
理由は3Dプリンターの出力キットだから。
これって製作はレジンの注型キットのようには製作できません。
殆どの3D出力キットは出力時の積層跡が消えてなくて、これを磨いて消そうとすると
使っている樹脂の性質なのか毛羽だって磨けない。
接続部分に補強軸の穴を開けようとするとボロボロと崩れる。
塗装状態が気にくわないから、溶剤にドボンして塗り直そうとすると出力層ごとにバラバラ
になってパーツが壊れるし・・・。
「ディラーの塗装例だと綺麗に出来てる」とか言われますが、その画像はAI使った画像
で、実物では無いんですよ。
レジンの注型パーツに置き換えてくれているディラーの製品であれば製作できるけど・・・。
とにかく3Dプリンター出力パーツの製作依頼は断ってます。
んで、製作代行しないからって機材を放っておくとエアブラシのハンドピースが固まったり
塗料の溶剤が蒸発して使えなくなったりするので、戦闘機のプラモを作り始めました。
小学生の頃、ハセガワの1/72キットで零戦を全種類作って以来だから何年ぶりかなぁ・・・。
40年ぶり?
あの頃は道具も無い時代で、継目も消さず手塗りオンリーだったけど、今は揃ってるので
思う存分作り込める。
手始めに晴嵐、天山、二式水戦となんのアレンジもせずに作ったけど、今回は少し拘って
作ってます。
製作しているのは「タミヤ 1/48 雷電」です。
キット洗って、コックピット組んで主翼と胴体を組んだ後にサフと下地のシルバーを
吹いてリベットを彫り込んます。
リベットの掘り込みにはタングステン鋼で出来たマイクロナイフを使用。
これだと力加減でリベットの大きさを変えられるます。
ただひたすらグリグリとリベット打ち。
年のせいか30分もこれをやっていると目が・・・。
・・・気長に続けます。